望月こはる先生の日記

2019-04-24

夢なのか妄想なのか?

幼い頃見た夢で、今でもその物語を覚えているものがあります。


ですが、ゆうに半世紀以上生きているわけですから、
本当に、夢の記憶なのか?いつかした妄想だったのか?
今となっては分かりません。


どちらにしても、それを覚えている理由は
物語の中で、私は強い悲しみを感じたからです。
幼い私は、なりふり構わず泣きじゃくっていました。


どうしてそうなってしまったのか?


それは、私がたった一人きりで地球に残されてしまったからです。
物語の中で、私は宇宙人でした(笑)。
両親と一緒に空からやってきて、ぽいっと地上に降ろされて
「じゃあね!バイバイ!!」
と軽く言われて、置いていかれたのです。


今の現実で考えるなら、育児放棄されてしまいました(汗)。


突然の出来事を受け入れられずに
両親や仲間の元に戻りたくて、空を見ながら、泣いて泣いて訴えていましたが、
望みは叶わず。
しかも物語は、そこまでで、その続きを夢に見たことも、
妄想できたこともありません。


短い物語ですが、
そこからは心理的にもスピリチュアル的にも、たくさんのことが読み取れます。
そして、その一つ一つと向き合うと、自分探しができるような気がします。
ですから、時々その物語が、ふと思い出されるのは
私にとって意味あることなのだと思います。


ある日、その物語がまた思い出されました。
私は大泣きしています。
悲しくて、心細くて、こんな酷い目に遭って
どうしていいのか分からない!と感じているのに、
実は、私は誰のことも恨んではいないのです。
恨みや憎しみの感情は、そこにはありませんでした。


どうしてなんだろう?
そこには深い意味があるのでしょうが
仮にその意味が分からなくても、
何はともあれ、恨みや憎しみが生まれなかったのは、ラッキーでした。
もしかすると、自分を守ってくれる何かを
受け入れることができたサインなのかもしれません。

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